にこごりおきば

思考のスープを形にしたもの。

死後の世界について

こんばんは。破滅的予言を生き延びて、一息ついています、あべアツです。

 

13日の博多大地震予想に備えて、食料と水買ったり外に出られる服で待機していたんだ。その前は北朝鮮の核ミサイルに備えていた。どれも起きなくて、とりあえず、まだ当面は生きられそうだ。

ノストラダムスの大予言然り、大きな破滅的予言は大抵外れるけれど、それもどこかのスーパーヒーローが人知れず回避させている可能性を捨てきれないから、毎回心配することにしているんだ。

生きられてよかった。でも、いつそれが訪れるか分からないから、ネット上に僕の辿り着いた死生観を、今のうちに残しておく。

 

「死後の世界で幸せになる為に、不条理な現世を道徳的に生きなさい」

というのがあらゆる宗教のテンプレだけれど、僕には正直どれもしっくりこなかった。

 

仏教では、普通の人は輪廻転生して永久に苦しみの生を繰り返すけれど、悟りを開いた人はそこから逃れ(輪廻から解脱して)仏となるらしい。

日本の一般的な感覚では、三途の川を渡ったところで閻魔様に裁判をされ、嘘吐きは地獄、正直者は天国に行くらしい。天国の人はお彼岸で帰ってこれるけど、地獄の人はそこで永久の苦しみを味わうそうな。

キリスト教でも、異教徒や背信者は地獄に堕ちて苦しみ、教えに従った者は最後の審判で神々と同じ世界に再度生まれるそうな。

どれもそれなりの記憶だから、興味がある人は調べたらいい。

 

でも僕にはどれもしっくりこなくて、ずっと考えていた。

・生まれてすぐ言葉を話した事例があるから魂の転生は起きるのだろう。

・でもほとんどの人は前世の記憶を持たないから、人間としての個の記憶や感性は失い生まれているのだろう。

・死後の世界はパラレルワールド(?)であり、過去に転生する場合があるという。

仏教では死後の世界は全てが反転している世界であるという。その為、死後に暗闇で迷わないように葬儀は夜に行われる。

それらは神秘的な霊的な、言ってしまえばオカルト領域の話でもあった。だがここで科学の知見が加わる。最近よく見ている、「モーガン・フリーマン」という最新の研究結果を紹介する科学番組だ。

それによると、テレパシーは実在していて、量子は未来からの影響を受けていて、海は思考している可能性が高い。科学はそこまで来ている。だが、宇宙のほとんどを覆うダークマターダークエネルギーについては何一つ分かっていない。

 

そう、それで「未来から過去に向かう時間の流れに乗っている物質がダークマターで、そのエネルギーがダークエネルギー、量子はその影響を受けているのが観測できた例」という仮説を先日記した。

そこから考えを広げた。全てが未来から過去に進む世界は、全てが逆転した世界に見えないかな?昼は夜になり、夜は昼になる。まるで仏教で語られる、死後の世界のように。

 

そこから考えた死後の仮説。「死後の魂は過去に向かうのではないか?」

 

・強い意志の下ですぐに転生すれば、個は溶けずに前世の記憶を話す。

・個は時をさかのぼる中でいずれ失われ、海が持つ星の集合的無意識に溶け、そこから何かの生物に輪廻転生する。

・だがその人を強く想う人の意志の集合が強いほど、個は持続され過去に遡り続ける。(未来から過去への影響)

・歴史上の偉人は認識している人も想いを馳せる人も多い為、個を保ったまま遡り続けていると考えられる。その状態であれば輪廻転生しないため、仏教の解脱に近い。家系図を作りご先祖様を祀り続ける風習ともマッチする。そして、宇宙の原初まで時を遡り、ビッグバンで星のコアになるか宇宙のクズになるかの分かれ目が、キリスト教最後の審判にも合う。

 

死後の魂は時をさかのぼる時空に入るから、夢枕に立つこともできるし、予知夢を与えることもできる。観測されていない、固定化されていない過去に干渉すれば、デジャブを見せる。そういうことなのだと思う。

 

死後は、天国も地獄も無い。その人を記憶する人達の意識・印象の集積体である世界で、現世と同じ速度で過去に向かい揺蕩い、その形成が困難なほど記憶を持つ人がいなくなれば、個は失われ単なる魂となる。そして輪廻転生する。ただ、記憶は失われるけど、魂のレベルは保持されると思う。前世での苦しみから得た強さや優しさは、本人の先天的な魅力や加護として。また、前世の悪行や受けた怨みは、先天的・後天的な災いとして。

 

「死ねば全て終わり」というのは恐らく間違いで、僕らの魂は延々と生と死を繰り返している。全ての因果を保持したまま、表の世界と裏の世界を行き来している。生と死の違いは、単に魂の存在する位相の違いに過ぎないんだ。

 

僕がこの知見を記すために生まれたのだとしたら、目的を果たした今夜、寝ている間に地震が起きて圧死するかもしれない。それはそれで構わない。辿り着けたのだから。

 

神が僕らを救わないのは、当然の事。だって現世は、苦しんで魂のレベルを上げるために来ている位相なのだから。苦しまないのなら、この生に意味なんて無いんだ。神の沈黙については、僕はそう読み解く。

 

それでは、また。