にこごりおきば

思考のスープを形にしたもの。

不確かな未来の選択

こんばんは。お金を賭けるギャンブルはしません、あべアツです。

 

今日は姓名判断をちょっとやっていて、ひらがなのあべあつだと画数がよくないことがわかり、あべアツにしてみました。今後はTwo-Faceみたいな気分でいきます。

 

さて、昨日の続き。人の人生の選択はギャンブルみたいなもの。国の政策もそうだよねー、という話。

 

少子高齢化とか科学技術の進歩とかグローバル化とか、明らかに分かっている流れは、それを前提に考えればいいから簡単だし、正解の方向性はだいたい同じ。

 

難しいのは、どっちに転ぶか分からない事。

・日本が巻き込まれる戦争は起きる?起きない?

・異常気象による世界的な大飢饉は起きる?起きない?

南海トラフ地震は起きる?起きない?

 

戦争は、起きないほうにBETしていた。だから日本の防衛費は予算規模に対して少ない。その上で、「起こさせない」ように努力していた。それが日米同盟であり、駐留費負担。抑止力としての武力を借りているんだ。

過去形なのは、今は迷いが見えるから。

その一方で、「他国では虐殺が起きても別に構わない」というスタンスだ。

南スーダンの紛争に武器を供給する事をやめよう」と提言したアメリカの発案に対し、日本は議決を棄権した。結果、廃案だ。「自国民は守るけど、他国なんて知らん」と、国際社会に表明したんだ。日本人の代表である政治家が示した、日本の総意。実によく反映している。支持率も高い訳だ。

そんな態度も、トランプは突いてくるだろう。日米同盟の見直しは、今年要注目だ。

 

次に、「異常気象による世界規模の飢饉が起きるか?」日本は起きる方にBETしている。国内の農業を保護する事は、大正解だ。世界で食糧生産量が落ちれば、輸出国も自国流通を優先させる。結果輸出品は少なくなり、市場に出回る余剰生産物の価格は高騰する。

輸入に頼る国は食糧価格の暴騰で大混乱だ。そんな国がいくつもある現状。可哀想に。

 

南海トラフ地震。これは、保留に見えるな。起きてもいいようにしているが、まだ本気じゃない。

起きる可能性が高いから、「最大で30万人が死ぬ」という分析結果は公表している。

東海道から四国南部、下手すれば九州東部までズタボロだ。物流も滞り、電気の供給も乱れる。東京もただでは済まないだろう。

政府もそこまではわかっているから、「生き残った人は一週間以内に全員救う」という意思の下、家庭では1週間分の水と食料の備蓄、帰宅困難者の為に自治体や大企業では3日分の水と食料の備蓄、をするよう呼び掛けている。

僕も母親に呼び掛けている。おかげで僕の部屋だった場所は水と食料だらけだ。

 

さて、未来はどうなるだろうね。自然相手ではどうにもならないけど、自分次第な事と、人が相手としてある事は、自分の働きかけでいくらかは変えることができる。それは間違いないから。自分にとって好ましい未来に賭けながら、未来をその方向に変容してしまうのが、一番うまいやり方だ。幸せを引き寄せる人は、そんな能力が高いのかもしれないね。

 

政府は世論誘導が上手くいかなくなって、新しい手段を模索中。誠実にやるのが一番だと思うな。今回の、生前退位について、皇室典範の改正も議題に乗せることにしたのは、いいよね。だんだん良くなっていると思うから、僕はまた政治ニュースが楽しみなんだ。

 

国内も、世界も、これからも観測して、分析して、味わって、時に働きかけて?いけたらと思う。全ては最善へと向かっている。うむ。

 

それでは、また。今日は穏やかな気持ちだ。